出演者&スタッフ 紹介

茂山千三郎

能楽師大蔵流狂言方

京都茂山千五郎家

人間国宝・芸術院会員であった祖父 三世茂山千作と人間国宝・芸術院会員・文化勲章受章の父 四世千作の薫陶を受け、伝統の古格と共に、京都らしいはんなりした芸風を享け継いでいる。

3歳の時に「業平餅」の童役で初舞台。その後、着々と狂言師の道を歩み、1980年より「花形狂言会」に加わり活動する。2000年には「心・技・体、教育的古典狂言推進準備研修錬磨の会=通称 TOPPA!」を主催(2005年解散)。企画製作そして出演までを自分たちでおこなうTOPPAを通し、古典狂言の魅力を存分に味わっていただき、老若男女問わずひとりでも多くファンになっていただけるよう日々努力している。

また、海外にての公演にも積極的に参加しており、フランス スペイン アメリカ オーストラリア チェコ ドイツ イタリア 東南アジア 韓国 イギリス 東ヨーロッパ等を訪問している。

独特の個性溢れる着眼点で、新作狂言の脚本も手掛け、現代の風刺をうまく取り入れたその作品は、室町時代の庶民の中で伸び伸びと生き、創られてきた時代を偲ばせる。代表作に「だんご聟」「都渡り」「薬水」など。

他ジャンルの新旧芸術との交流を試み演出家としても活躍。演出デビュー作ミュージカルオペラ『ONATSU』では現代劇・オペラ・ミュージカル・狂言をユニットさせ好評を得る。
2003年には、京都市交響楽団とのコラボ「鐘ノ音」を、2004年京都音楽祭オープニングにて「金平糖」を手がける。

また立川志の輔師匠と共鳴し、毎月満月の夜に「落語と狂言の会」を1年を通して公演。2004年は全国で展開。
さらに、各地の民話に取材した新作狂言に取り組み、上演を指導することにより地域の町おこしに貢献する一方、愛知科学万博では『流れ星X』を発表するなどSF的作品でも手腕を発揮し、古典と新作とに積極的に取り組んでいる。

狂言師としても、明快な語り口、柔軟な表現力には定評があり、多くのファンをもつ。FM京都αステーションにて、パーソナリティーをつとめ、最も古い芸能の狂言師が、最も新しい音楽を流しつつ、若者たちへ古典芸能“狂言”の魅力を紹介し、KBS京都のキャスターや、年間20回を数える狂言の講演で、独自の語り口で“狂言”の魅力を伝える。

伊東真紀

JAZZ & POPS
クロスオーバーシンガー

SanFrancisco Conservatory of MusicにてVocal Workを学び、帰国後、本格的に活動を開始。ドイツの音楽サイト“Besonic.com” で3ヶ月連続1位。「アジアの賛美歌」と称され、アメリカ、フランス、ベルギーでもリリース。パリでリリースされた『Eyes on Tokyo』では坂本龍一氏・久石譲氏と並び、自身が歌唱した楽曲が収録される。

「2020年オリンピック招致」「ニュークレラップ」「マクドナルド」「ビヒダスヨーグルト」など、100本以上のCMソングでお茶の間に親しまれる。世界のCMアワードノミネート作品「銀のさら」を歌唱。

ディズニーアニメ「フィニアスとファーブ」挿入歌歌唱。中国国営放送のアニメ『Kitten Dream』はオープニング、エンディング曲を作詞作曲提供。また、日本・韓国・アメリカで放映のアニメ『黒神』の挿入歌では、石川智久氏【TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND】作曲の楽曲に3曲英詞作詞・歌唱。自身で作詞・作曲をした楽曲の発表。独自の表現でJazz、BossaNova、Popsを追求し続け、全国のライヴシーンで活躍。ジャンルや国境にとらわれずグローバルに活躍をしている。

2011年 東日本大震災後『new globe』をフリーダウンロードでリリース。
2013年4月 日本に帰国後の初リリース。
2014年10月 北欧・エストニアにてジャズライブを行う。
2015年11月「心の花/gift」をデジタル配信でリリース。
2016年12月ラグビーワールドカップ1000日前イベントにてテーマ曲 ”World in Union” を歌唱。
2016年11月16日 国内初のファーストアルバム「Voyage」をリリース。
発売からアマゾンランキングは3週連続トップ10入りを果たし、雑誌、“CDジャーナル”“ジャズ批評”“オーディオ・アクセサリー““NetAudio““マイオーディオライフ2018“からの高い評価を受ける。
2017年DENONハイレゾ推薦アーティストとして全国展開。
2018年2月2日 初ディナーショー「Sound Travel 〜Season PINK〜」を開催。Special Guestに女優・中嶋朋子を迎えて新しいスタイルで音と言葉を伝えた公演が話題となる。
2018年12月12日待望のセカンドアルバム「Eternal Love」をリリース。エレクトリックとアコースティック、JazzとPopsが織り成した新感覚な冴えわたるサウンドに仕上げた。DENON推奨のアーティストとして全国の家電量販店で「Eternal Love」よりリード曲「ダリア」が選ばれる。
2019年4月12日「Eternal Love」のハイレゾがe-onkyoよりリリース。

情感溢れる豊かな歌声は、空間を優しく包み、心の琴線にそっと触れる。聴く人の人生の歓びと悲しみの瞬間に寄り添い続ける。

松本薫

能楽師大蔵流狂言方

京都茂山千五郎家

大学在学中に十二世茂山 千五郎(四世 千作)に入門。23歳の時 狂言『瓜盗人』のアドで初舞台。以来1988年に『三番三』1993年に『釣狐』1996年に『花子』を披く。
1984年には、同門の網谷正美、丸石やすしと共に「三笑会」を結成。27年間、年5回の「狂言三笑会」は2011年のファイナル公演まで131回数を重ねた。
海外公演にも多数参加しており、フランス政府文化省・パリ市立劇場の後援を受け、日・中・仏の古典芸能によるコラボレーション作品「MONNAIE DE SINGES」に参加。スペイン・ポルトガル・フランス各地で公演。
2019年 トロントでの日本・カナダ修好90周年記念事業に茂山千五郎狂言団の一員として参加。
今回の新作『妻四態 わぁ わぁ わっ!』の脚本、演出を担当している。

鈴木実

能楽師大蔵流狂言方

京都茂山千五郎家

茂山千三郎に師事。大学在籍中より演劇活動を始め、関東を中心に役者・モデルとして活動後、狂言の世界へ。2006年にインド・ニューデリー日本文化センター開所式典記念公演に参加「棒縛り」にて初舞台。2007年京都能楽養成会に入会し研鑽。2011年同門若手と「狂言五笑会」を京都府の後援で発会。2013年に独立、記念公演にて「那須語」。2017年多賀大社にて「三番三」を披く。同年より師匠の茂山千三郎と「茂山千三郎と鈴木実のおやこ狂言会」を発会。9月には京都宇治・平等院「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」成功祈願イベントでの「スター・ウォーズ狂言」にて『カイロ・レン』の役で出演し、ライアン・ジョンソン監督をはじめ、メディアでも好評を得る。

音楽監督:石川智久

作曲家、編曲家
ミュージシャン

大阪音楽大学大学院作曲研究科を修了。
ウィーン宮廷音楽家に招待され旧ユーゴスラビア・ベオグラードで管弦楽歌曲を発表。オーストリア、イタリアで再演される。
その後映画、アニメーションのサウンドトラックでも活動。
現在は電子音楽集団、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDに参画。
アニメ『おそ松さん』エンディングテーマでゴールドディスクを獲得。『深夜天才バカボン』『賭ケグルイ』等、多数の作品のサウンドトラックや主題歌に携わっている。

原作:筒井康隆

日本SF界の巨匠。
小松左京、星新一と並んで「SF御三家」と称される。
パロディやスラップスティックな笑いを得意とし、メタフィクションの手法を用いて、エンターテインメントと純文学の境界を超える実験作を多数発表している。
代表作に『時をかける少女』『日本以外全部沈没』『虚人たち』『夢の木坂分岐点』『文学部唯野教授』『わたしのグランパ』などがある。
今回原作となった『妻四態』は、妻が脱皮や産卵などをくり返す。そのさまに戸惑い続ける夫を通した夫婦愛の物語。

主な叙勲、受賞歴:
星雲賞 泉鏡花文学賞 谷崎潤一郎賞 川端康成文学賞 日本SF大賞 読売文学賞 菊池寛賞 毎日芸術賞
芸術文化勲章 紫綬褒章